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2013年04月03日

西村康稔内閣府副大臣を招き、講演会を開催
企業人政治フォーラム速報 No.231

 企業人政治フォーラムでは、去る3月28日、西村康稔内閣府副大臣を招き、講演会を開催した。「アベノミクス」の課題と展望について、ご講演いただいた。以下はその概要である。

「アベノミクス成功への道筋」
 第二次安倍政権が発足して3ヶ月ほどが経過した。株価、為替は良い方向に動いている。順調なスタートを切れたが、これは多くの好条件が揃った結果だと考えている。アメリカ経済は好転し、欧州債務危機も落ち着いてきた。米欧の経済指標はリーマンショック前の水準に回復しつつある。
 ただ、欧州については、イタリアの総選挙、キプロス問題など波乱要因が生じており、今後もドイツで総選挙が予定されている。しかし、どんなことが起きようとも、日本経済の再生に向けて、政策を強力に実行していかなければならない。自民党としても、政権を失う憂き目にあった。ラストチャンスとの覚悟を持って、取り組んでいる。政と官の関係も、ほどよい距離感が取れ、官僚がやる気になっている。官僚が情報を提供し、政治家がきちんと精査した上で、判断することができている。
 安倍政権が進める経済政策、所謂、「三本の矢」については、一本目の金融政策、二本目の財政出動が放たれた。10兆円規模の補正予算が執行されれば、経済状況は確実に良くなっていく。時間軸としては、まずは1年で国民のマインドを変え、3年で民主導の新しい成長軌道へ乗せていく。このため、当面2、3年で確実にデフレから脱却しなければならない。その先はリーダー国家への5年である。自民党政権の下、経済や安全保障、外交を立て直し、日本が国際社会のリーダーとなるとともに、世界でもっとも働き易い国へと成長させていく・・・

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以 上