HEADLINES

2012年11月28日

自由民主党政権公約に関する意見交換会を開催
企業人政治フォーラム速報 No.227

 企業人政治フォーラムでは去る11月27日、自民党の甘利政調会長、宮沢政調副会長を招き、自民党の次期衆院選政権公約について説明を受けるとともに、意見交換を行った。以下は甘利政調会長の講演、意見交換の概要である。

次期衆院選の位置付け
 次期衆院選では、まずはこの3年3ヶ月の民主党政権を評価した上で、各党の政策を見るべきだ。しかし、現状、自民党は野党であるにも係らず、自民党対その他の政党という位置付けになっている。
 民主党政権下、日米の信頼関係は毀損し、日中関係、日韓関係は近年にないほど緊張感が高まっている。また、貿易赤字改善の見通しは立たず、さらには、事業仕分けと称して、研究開発費が削減された。短期的に成果が見込めない政策は歳出が削減され、わが国の基礎体力は低下した。自民党政権時代は、聖域なき歳出削減が進められる中でも、科学技術関連予算だけは歯を食いしばって確保してきた。民主党政権は今日明日の辻褄合わせに終始し、長期的な競争力強化への配慮がない。
 日本の屋台骨は揺らいでおり、残された時間は少ない。経験と安定感のある政権が求められている。次期衆院選で自民党が政権を獲得することこそが日本を取り戻すことなのである・・・

*全文は会員専用ページにてご覧ください。
 会員登録はこちらよりお願いします。

以 上