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2012年06月06日

川上高志共同通信社論説委員を招き、講演会を開催
企業人政治フォーラム速報 No.218

現下の政治情勢
 現下の政治情勢では、「消費増税への賛否」、「早期の解散総選挙への賛否」の二つの軸で勢力を分類できる。
 まず、民主党は3つの勢力に分類される。野田総理周辺は消費増税は推進、解散総選挙はどちらかと言えば先延ばしだ。当然、負ける選挙はしたくないが、野田総理は消費増税関連法案の成立に政治生命を賭けると言明しており、解散がまったくないとは言い切れない。一方、小沢グループは増税は反対、解散総選挙もできるだけ先延ばししたいと考えている。そして、輿石幹事長ら執行部は、野田総理に消費増税を実現させたいと思う一方、党分裂を避けるため、解散総選挙はできるだけ先延ばししたいと考えている。
 自民党も3つに分類される。谷垣総裁周辺は消費増税は推進、解散総選挙もできるだけ早くと考えている。一方、森元総理や古賀元幹事長などの長老議員達は消費増税は推進だが、解散総選挙はそこまで急いでいない。9月の総裁選挙とそこでの谷垣降ろしを視野に入れており、また、選挙が少々先延ばしになっても、自民党の比較第一党は確実だと見ている。第三勢力は一部の増税反対派だが、この勢力はあまり大きくない。
 目下、最大の政局要因である大阪維新の会は・・・

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以 上



    
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