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2012年01月26日

経団連、安住大臣ほか財務省幹部との懇談会を開催

 経団連では、去る1月20日、安住淳大臣ほか財務省幹部との懇談会を開催した。会合には、安住大臣、五十嵐文彦副大臣、藤田幸久副大臣、吉田泉大臣政務官、三谷光男大臣政務官らが出席。社会保障・税一体改革を中心に意見交換を行った。以下はその概要である。

1.米倉会長 挨拶
 前回、成長戦略の実行、社会保障と税財政の一体改革、TPPをはじめとする経済連携の推進をお願い申し上げた。その後、政府では、野田総理がTPP交渉への参加に向けて関係国と協議に入ることを正式に表明したほか、社会保障と税一体改革の素案もとりまとめるなど、強い決意を持って、重要課題の解決に踏み出している。とりわけ、一体改革素案において、消費税の引き上げの時期や幅が具体的に示されたことは一歩前進であると考えている。
 わが国の財政状況は、債務危機が続く欧州各国と比べても、大変厳しく、市場からの信認を確保していくためには、財政健全化努力を継続しつつ、経済成長との両立を図ることが非常に重要である。
 政策の実行には乗り越えなければならない課題も多々あるが、安住大臣においては、より一層の尽力をお願い申し上げる。

2.安住大臣 挨拶
 震災復興に向けては、所得税・法人税の負担をお願いしながらも、1次から3次まで切れ目なく補正予算を組む事が出来た。復興需要により内需は底堅い動きを見せると思う。この予算の執行が滞らないよう、政府としては、地方自治体への業務支援も含めて、万全の体制で臨みたい・・・

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以 上