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2011年10月13日

経団連、民主党首脳との懇談会を開催
企業人政治フォーラム速報 No.212

 経団連は去る9月30日、民主党首脳と当面の重要政策課題等を巡り意見交換した。会合には民主党より、輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行、前原誠司政調会長、平野博文国対委員長、平田健二参院幹事長、羽田雄一郎参院国対委員長、池口修次企業団体対策委員長が出席。経団連より、米倉会長、渡評議員会議長、各副会長、大橋政治委員長ら16名が出席した。以下は懇談会の概要である。

米倉 会長
 わが国は目下、課題山積の状況である。最優先課題は、東日本大震災からの早期復興と原発事故への対応であり、同時に、日本経済の再生も待ったなしの課題だ。円高対策を含めた経済成長戦略の実行、社会保障と税・財政の一体改革、TPPをはじめとする経済連携の推進、エネルギー・環境政策の抜本的見直しなどが不可欠である。
 民主党首脳におかれては、強いリーダーシップを発揮し、野党の協力を得ながら、これらの重要政策課題をスピーディに進めてもらいたい。経済界としても、この国難を乗り越えるべく、野田政権の政策遂行に全面的に協力していく。

輿石 幹事長
 野田政権の発足後、経団連との会合は今日が初顔合わせである。今後、回を重ねることで、心が合わさり、さらには、両者が日本経済の再生に向けて、力を合わせていけるようにしていきたい。
 日本経済復活に向けて、円高、デフレなどの重要課題の解決とともに、一日も早く震災からの復興を成し遂げなければならない。経団連とも力を合わせていきたい。

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以 上