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2011年09月27日

経団連、枝野大臣ほか経産省幹部との懇談会を開催

 経団連では、去る9月20日、枝野幸男大臣ほか経産省幹部との懇談会を開催した。会合には、枝野大臣、松下忠洋副大臣、牧野聖修副大臣、柳澤光美大臣政務官らが出席。当面の政策課題につき意見交換を行った。以下はその概要である。

1.米倉会長 挨拶
 東日本大震災から半年が経過したが、被災地は依然として厳しい状況にある。新内閣は、原発事故の収束と並んで、震災復興を最優先の課題と位置付けている。被災地に希望と勇気を与えるような復興対策が、スピーディに力強く推進されることを期待している。とりわけ、第三次補正予算の早期編成、復興庁の創設、復興特区の設置など、本格的な復興に向けた体制づくりを早急に進めていただきたい。
 一方で、日本経済の建て直しも、待ったなしの重要課題だ。世界経済の先行きに不透明感が増す中、国内の事業環境は深刻な状況にある。歴史的な水準にある円高、重い法人税や社会保障費などの公的負担、そして、行きすぎた地球温暖化対策、硬直的な労働規制、経済連携協定への取り組みへの遅れなど、さまざまな足かせが、民間の活力を削ぎ、わが国経済の再生を阻んでいる・・・

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以 上