民主党代表選
　先の民主党代表選の５人の候補者の内、野田さんが最もリーズナブルであった。政策面でも、税・財政・社会保障の一体改革、ＴＰＰ、エネルギー問題などについて、穏健な主張をしており、安定感が感じられる。
　マスコミの事前の票読みでは、70人前後の態度未定議員がいたが、この半数近くが野田さんに投票したと言われている。事前に投票先を明かせなかったのか、或いは、どじょう演説に心を打たれたのか分からないが、野田さんが党内無党派層の心をつかんだのである。
　一方、海江田さんはマスコミの票読みと実際の得票数がほぼ変わらず、支持が広がらなかった。
党内の拒否感は強く、代表選では、誰が二位の座を勝ち取るかが焦点であった。二位となった候補が決選投票で勝利することが約束されていたのである・・・

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以　上