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2002年07月26日

若手政治家との政策懇談会(高市早苗衆議院議員)
企業人政治フォーラム速報No.102

「若手議員が考える国家経営の哲学」

7月12日、第3回若手政治家との政策懇談会を開催した。当日は、衆議院議員の高市早苗氏を招き、「若手議員が考える国家経営の哲学」と題して講演いただいた後、参加者と率直な意見交換を行なった。以下はその概要である。
【政治は国家経営である】
松下幸之助先生から「政治は国家経営である。国会議員は株主総会に出席している代表者であると考えろ。」と教えていただいた。
企業は社是・社訓に基づいて向かうべき方向を明らかにしていなければならず、国家は国是が定まっていなくてはならない。また、未来に向けて今の業績が多少悪くても売れ筋商品だけにしがみつくことなく、次の売れ筋の開発、投資が必要である。このような考え方は国家にも必要である。また、国家も株主(有権者)への説明責任を負わなければならない。海外に対しての宣伝や無駄の排除も必要である。
企業と違うのは、採算が合わなくてもやらなければならない事業がある。国民の生命や財産を守るための公共事業や福祉がこれに当る。政治を国家経営として捉えながら、今起きていることが良いことなのか悪いことなのかを判断している。

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